本日は MRTK の小ネタ枠です。
一定時間見つめているだけでClickイベントが発火するボタンをMRTKで利用する方法を記事にします。
一定時間オブジェクトを見つめた際のイベント
一定時間オブジェクトを見つめたことを検出するには Dwell 機能を利用します。
docs.microsoft.com
例えばBaseEyeFocusHandler クラスの OnEyeFocusDwell 関数を利用すれば、指定された時間に渡って視点が交差したタイミングでイベントを処理できます。
docs.microsoft.com
MRTKのGUIサンプル
MRTKには一定時間見つめているだけでClickイベントが発火する以下のボタンプレハブが用意されています。
・Features/UX/Interactable/Prefab/PressableButton*****_Dwell.Prefab
また Sample パッケージの UX デモを取得すれば、この Dwell 機能を用いたサンプルシーンが参照できます。
デモシーンでは一定時間が見つめているとイベントが発生するボタンの動作を確認できます。
見つめている間は徐々にボタンの見た目が変化し、視線を認識できていることが分かるようになっています。
MRTKでアイトラッキングを利用する
MRTK と HoloLens2 でアイトラッキングを利用する設定手順の詳細については以下の記事を参照ください。
bluebirdofoz.hatenablog.com
bluebirdofoz.hatenablog.com
