MRが楽しい

MRやVRについて学習したことを書き残す

Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]を試す その51(ペイントマスク)

本日は書籍「Blender標準テクニック[ローポリキャラクター制作で学ぶ3DCG]」の実施枠です。

今回はウェイトペイントの続きです。
f:id:bluebirdofoz:20180214185540j:plain
ドレス衣装部分のウェイトペイントを行っていきます。

首、上半身から腕、足などのボーンに対するウェイトペイントをそれぞれ行います
f:id:bluebirdofoz:20180214185551j:plain

手などの入り組んだ箇所では意図しない個所をペイントしてしまう可能性があります。
手の部分のウェイトペイントでは新たにペイントマスクモードを利用してみます。

まず、編集モードでペイントを行いたい箇所の頂点を選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180214185603j:plain

この状態で「ウェイトペイントモード」に移行します。
f:id:bluebirdofoz:20180214185613j:plain

ここで「ペイントマスク用の面選択モード」ボタンを押下します。
するとペイントマスクモードとなり、選択した頂点のみにウェイトペイントが行える状態になります
f:id:bluebirdofoz:20180214185625j:plain

また、この状態では右クリック操作は面選択になります。
Aキーなどのショートカットキーも利用できるので新たにマスク面を設定しなおすことも可能です。
このモードのまま、特定のボーンを選択したい場合は、Ctrlキーを押しながら右クリックでボーンを選択します。
f:id:bluebirdofoz:20180214185635j:plain

この機能を利用すれば、塗る個所を面選択で事前に指定できるため、入り組んだ箇所のウェイトペイントが容易になります。
f:id:bluebirdofoz:20180214185647j:plain

全てのボーンの頂点グループを塗り終えたらポーズモードでボーンを動かしてみて、塗残しがないか確認します。
f:id:bluebirdofoz:20180214185659j:plain