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Blenderの反転ノードを使ってマスク画像を反転させる

本日は Blender の小ネタ枠です。
Blenderの反転ノードを使ってマスク画像を反転させる手順を記事にします。

サンプルシーン

以下のようなメタリックな反射の質感を持つ Sphere オブジェクトを用意しました。

このオブジェクトの[メタリック]値に以下のマスク画像を設定して、反射する箇所をマスクしてみます。

結果、以下のように Sphere オブジェクトの上半分のみが反射するようになりした。

これは白の部分が値:1(完全反射)、黒の部分が値:0(反射なし)で処理されるためです。

マスクの反転

このマスク箇所をノードで反転してみます。
マテリアルの[シェーダエディター]を開き、メニューから[追加 -> カラー -> 反転]を選択します。

追加されたノードをテクスチャの[カラー]と[メタリック]の間に挿入します。

これで入力値が反転され、反転したマスク画像を設定した形になります。
以下のように Sphere オブジェクトの下半分のみが反射するようになりした。